はじめに
現在、小学3年生になる長女の中学受験用の塾を1年半前から調べていました。(調べ始めるのはやっ・・)
直前や数か月前からでも良いのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、こういうのは1年前から調べておくのが良いと思っています。
というのも、〇〇テストを受けていれば金額が安くなったのに・・とか、入塾テストの申し込みをしようと思ったら満席になっていてできなくて早めに申し込んで置けば良かったと後悔するとか・・。
あるあるかと思います。
なので、1年前の傾向を知っておくといざ何かをやろうと思ったときに慌てずにできるので安心できます。まぁ過去の他の方のブログやTwitterを探せば出ては来るんですけどね。
調べた情報をまとめています。
なるべく誤った情報にならないようにしていますが、年度や校舎やクラスによって多少のバラツキが出たり、いきなり制度が変わる等々可能性もありますので、その辺はご理解いただければと思います。
四大大手塾とは?その他はどんな塾がある?
ご存じの方も多いと思いますが、都内で中学受験のための四大大手塾とは、
- SAPIX
- 早稲田アカデミー
- 四谷大塚
- 日能研
を指します。
その他には、最難関中学を狙う塾としては、グノーブル、SPICAなどがあると思います。
そこまで大手ではなくても良い。という場合は、臨海セミナー、栄光ゼミナール、めんどうみ合格主義の市進学院あたりが良く聞くところですかね。公立中高一貫校であればenaが有名ですね。
個人的には、地方の公立育ちである自分からすると、子どもと純粋に一緒に遊ぶことができる最後の時間を中学受験に捧げるのは何だかなぁという思いがあるので、
花まる学習会のシグマTECH(シグマテック)の「3年間、週2日の通塾、ゆっくり夕ご飯をお家で食べて志望校に合格する」というコンセプトに賛同するところは多いにあります。
ただ、いざ自分の長女を通わせるかいうと正直迷います。
いかんせん情報や実績が少ないので、踏み切れず・・です。
とりあえず、今秋、シグマTECHの説明会は行くだけでも行ってみようかとは思っています。
(将来的な転塾や将来的な長男のときのための情報収集という位置付けで)
小4~小6の塾代は?
調べてみた結果を載せてみます。
学年 | SAPIX | 早稲アカ | 四谷大塚 | 日能研 |
---|---|---|---|---|
4年 | 60万円 | 50万円 | 55万円 | 45万円 |
5年 | 70万円 | 80万円 | 70万円 | 70万円 |
6年 | 135万円 | 130万円 | 110万円 | 90万円 |
合計 | ①265万円 | ②260万円 | ③235万円 | ④205万円 |
※期間は各学年2月~1月です。
やはり、天下のSAPIXですね。お金なんか高くても人が集まるのでしょうね。
我が家はお金という事情もなくはないですが、それよりも、共働きなので家でのプリント管理や勉強を親ががっつり見るのはなかなかできそうにないのと(SAPIXでは必須と言われる)、御三家を目指すほど勉強一筋は流石に無理だろう。と思っているので、家から通えるところにある日能研を考えています。
中学受験経験者の先輩方に聞くと、日能研でついて行けなくて辞めて家から近い塾に転塾した。と聞いたこともあるので、どこの塾でも甘くはないのだろうと思ってはいます。
塾の割引制度は?(特待生制度)
特待生制度をまとめてみました。
SAPIX | 早稲アカ | 四谷大塚 | 日能研 |
---|---|---|---|
なし | A特待:受講料が全額無料、期間講習は半額 B特待:受講料が半額無料、期間講習は半額 更新タイミングは、半期毎 |
なし | 朝日新聞社の特別学習支援制度:教材費等以外の費用は無料(小3の9月~小4の8月まで) スカラシップ制度:全て無料。(小3の2月から小4の1月まで) 更新タイミングは、5年生からは半期毎 |
SAPIXはなしですね。特待生制度なんかなくても人が集まるのでわざわざ必要ないんでしょうね。
早稲アカはあるにはあるのですが、受講料のみとのことで、思ったよりはかかることを理解しておいた方が良いと思います。あと、学年が上がるに連れて対象人数が少なくなっていく。という情報もあります。
(恐らくSAPIXへの転塾対策のための囲い込み戦略ですね。上の学年に上がるほど転塾しずらくなるので、対象人数が減っていくのは戦略上、妥当かとは思います)
日能研の朝日新聞社の特別学習支援制度は、3年生の7月に開催される「未来をつくる学びテスト」で大体上位3割程度が対象の模様です。
スカラシップ制度は、3年生の10月、11(12)月、1月に開かれる全国テストの結果が対象で、順に上位100名、50名、30名程度の対象になる模様です。
特別学習支援制度とスカラシップ制度を重複で対象者になることは可能(スカラシップ制度が後から認定)なので、スカラシップ制度の対象者になった人は、そちらの方がお得なので通常は4月からは切り替えることになると思います。
スカラシップの対象になるには一般的にはハードルが高いので、日能研に通おうと思っている方は断然朝日新聞社の特別学習支援制度が狙い目です。
その他の塾の割引制度は?
その他の割引制度としては、以下のようなものがあります。
SAPIX | 早稲アカ | 四谷大塚 | 日能研 |
---|---|---|---|
なし | 入会金が割引になるキャンペーンを実施の場合あり(22,000円) | 兄弟が在籍していれば入会金免除 (22,000円) |
・同時に通うと授業料は兄弟割引で2人目半額 (季節講習は対象だがテスト代などは対象外)・6年生1月まで通塾し、卒業したOB・OGの兄弟・子・孫は入塾代が半額。制度は2009年からスタート。(11,000円) |
やはりSAPIXは何もなし・・。
早稲アカも四谷大塚も全体料金から見ると雀の涙ほどですが、家族でちょこっとだけ豪華な食事に1回行ける程度ですね。
日能研はさすがです。都内では兄弟2人が同時に通えるぐらいの年齢差は少ないとは思いますが、一番充実しています。最難関中学校の実績は他塾に劣りますが、通塾人数は最も多いので、その分割引制度が充実できるのだろうと思います。
(最難関中学の合格者はほぼスカラシップ制度の対象者だと思われるので、実績作りのためにその子達は無料にして、中堅どころを多く囲い込む戦略だろうな。とは思います)
通塾の日数と時間は?
参考まで、料金とは関係ないですが、調べていたので通塾日数もまとめてみました。
学年 | SAPIX | 早稲アカ | 四谷大塚 | 日能研 |
---|---|---|---|---|
4年 | 週2日×3時間 | 週2日×2時間40分 | 週3日×3時間10分 | 週2日×2.5時間 |
5年 | 週3日×3時間 | 週4日×3.5時間 | 週2日×4時間 +土曜×4.5時間 +日曜 |
週3日×4時間 |
6年前期 | 週2日×4時間 +土曜×5時間 |
週3日×3.5時間 +土曜×5時間 |
週2日×4時間 +土曜×5時間 +日曜×4時間 |
週1日×2.5時間 +週2日×4時間 +土曜×5時間 |
6年後期 | 週4日 | 週5日 | 週5日 | 週4日 |
※月xx回あるテストや日曜実施の特別講座除く
正直何が何だか良く分からなくなりましたが、四谷大塚が4年生から通塾日数が比較的多めなことは分かります。
SAPIXは通塾自体は多くはないですが、親のサポートが一番必要と言われているので、多いのが良いか、少ないのが良いかは、家庭によるだろうなと思います。
なお、6年後期はいろんな特別講座があったり、日曜はテストを受けたりと、ここでは書ききれないので詳細は省略します。
最後に
主に料金面から塾を比較してみました。
SAPIXが最も高く、日能研が最も安い結果となりました。ただ、見方によってはトータル金額からしたらそこまで大きな金額ではないとも言えます。
これぐらいの差であれば、子どもの将来を考えると、料金で考えるよりも、子どもに一番合った塾に通うのが一番かと思います!
と、調べる前から分かっているわいっ!と言われそうですが、締めはそんな感じです。